キ ジ
( 雉 )
Phasianus colchicus
Common Pheasant
L=♂81cm ♀58cm  W=77cm

( 名前の由来 )
雉と言う漢字の「隹」は「とり」のこと
つまり雉とは「矢のように飛ぶ鳥」と言う意味

奈良時代から " きじ " きぎし " きぎす " の名で知られている

日本の国鳥でもある


時期になると彼方此方で大きな声で
「ケーンケーン」と鳴きながら母衣打ち(ほろうち)をする、

「母衣」とは鎧の背面にたわませた布のことで、
騎乗中に風でふくらみ流れ矢などを防ぐことを目的とした補助防具です。
この布を懸け保呂ともいったようで、そこから保呂武者という漢字を当てることもあります。



母衣打ちにも色々パターンがあるようで、
其の一

其の二

其の三



目の前で大喧嘩



「 頭隠して尻隠さず 」 という諺は、
草むらに隠れたつもりになったキジの様子に由来している。


「 キジを撃つ 」 は、山中で大便や小便をする意味の
隠語として登山者の間で使われている。

物陰に隠れて用を足す姿勢がキジ猟を思わせることに由来するという。