トラツグミ
( 虎 鶫 )
Turdus dauma
White's Ground Thrush
L=30cm W=47cm

( 名前の由来 )
全身に黒い虎斑があるため



この鳥は全国で不気味な鳥として多くの民話もしくは言い伝えが残っている。

その昔  近衛天皇が病のふちに立っていたとき
夜な夜な不気味な声で鳴きつづけ
天皇を寝不足にさせ病を長引かせたという。

京都御所の上でも毎夜鳴き続け宮中の人々を悩ました。
それを退治したのがその当時有名だった源三位頼政で
世にいう「ヌエ退治」の一説である。

その褒美として頼政は宮中から「あやめ御前」をさずかりました。
その後頼政は平家打倒の命を受け兵を上げたがその戦に破れ、
あやめ御前は越後の国、弥彦(新潟)の
巻町竹野町へと難を逃れ生涯を過ごす。

そして、そこには奇妙な偶然がある。

トラツグミが新潟県内で生息しているのが角田山、弥彦山で
五月の初めから八月頃まであの不気味な声が毎夜聞こえる。
これは頼政に殺された「ヌエ」の恨みで、頼政の子孫を苦しめるため、
「あやめ御前」が生涯を過ごした土地に飛んで来てうらみ返していると言う。